Enchant Vocal Project【呼吸編】

こんにちは!

こちらは「E.V.P」呼吸編
をお届けします!

もちろん高音「発声」
というくらいですから

発声編が気になるのは分かります。

ですが、きちんと手順を踏まなくては
その高音も手に入ることもありません。

そういう意味ではこの「呼吸編」
あなたの歌声を永遠に支え続ける内容
かもしれません。

歌う前の準備から、正しい呼吸について
徹底解説しますので

最後までしっかり読んで
実践してくださいね!

今回の呼吸編では

第1章
歌に必要な呼吸とは

第2章
歌のウォーミングアップ

第3章
横隔膜呼吸を意識した
トレーニング方法

第4章
ブレスを使った
テクニックの紹介

この順番で
ご紹介していきます。

基本は動画を使って
解説していきますので

サクサク進めて
いきましょう!

それでは一章から
スタートです!

第一章 歌に必要な呼吸について

この章では簡単ではありますが
あなたに本当に必要な
歌唱用の呼吸についてお話していきます。

あなたが通常生活で
している呼吸と

歌で使う呼吸は全くの別物です。

通常、人間は楽に呼吸をするために
「胸式呼吸」を使います。

この呼吸法は胸を膨らませて
呼吸を行います。

この呼吸だと

・胸を膨らませるため、最低限の
 息しか取り込むことが出来ない。

・胸をふくらませることで
 声帯近くが緊張し、声がうまく出せなくなる。

こういったデメリットが存在します。

ここで大事になってくるのが
腹式呼吸になります。

より正確に言うなら
横隔膜呼吸ということになります。

横隔膜呼吸では
肺の下部分にある

横隔膜と呼ばれる部分を
下げて息を吸い込みます。

こうすることで
胸式呼吸のときより
多くの息を体内に取り込むことが

出来るようになります。

また横隔膜呼吸では
副交感神経が優位になり

リラックス効果も生まれます。

発声時もリラックスするのが
上手く声を出すコツです。

まさに一石二鳥な
呼吸法というわけですね!

この後ご紹介する
トレーニングなどは

全てこの横隔膜呼吸を意識した
トレーニングとなっております。

最初にこれだけは
理解してほしかったので

文章で解説させて
いただきました!

ではこの次は
歌う前の準備運動を解説し

その後に呼吸のトレーニングに
ついて解説します。

第二章 ウォーミングアップ 

ウォーミングアップは歌う前だけでなく
トレーニング前にも非常に大切です。

今回は呼吸、発声前のエクササイズについて
ご紹介していきます。

体全身をほぐすものですので
一気に動画で解説します!

順番に沿って
やっていきましょう!

ウォーミングアップ(動画)

 ウォーミングアップリスト(PDF)

また、歌う前には姿勢を作ることも
大切です。

動画を見た後に以下にあるチェックリストで
姿勢を作っていきましょう!

姿勢を正して歌おう(動画)

姿勢チェックリスト(PDF)

第三章 ブレストレーニング

こちらの章では
ブレストレーニングの本題に入っていきます!

まずは以下の動画を見て下さい!

高音発声で本当に必要な「横隔膜呼吸」とは

以下はトレーニングを
ご紹介します!

動画で実践も含めて説明するので
文面はざっくりと情報を載せます!

①深呼吸トレーニング

体を大きく広げて、呼吸を感じるトレーニング。
体に空気がたまるのを感じたら、楽な姿勢になるまで吐く。
こちらを1分間やりましょう!

あくまで口や鼻から息を吸うのではなく、勝手に入ってくる
イメージを作っていきます。

深呼吸トレーニング

②ドッグブレストレーニング(1)

犬のようにハッハッハッハと細かく息を
吐くトレーニング。
こちらは5秒やる、5秒休憩×6セットやりましょう!

主に横隔膜を動かすために行う。
お腹だけじゃなく、腰回り全体で
息を出し入れするイメージを養う。

ドックブレストレーニング(1)

③ドッグブレストレーニング(2)

息は吐かずにお腹だけを
30秒間ドックブレスのように動かします。
これは30秒×2セットやっていきましょう!

横隔膜をより感じることと
操るために重要なトレーニングです。

ドックブレストレーニング(2)

④ブレスキープトレーニング(1)

3秒吸って、10秒で吐き切る。
こちらを5セットやっていきましょう!

重要なのは吐き切る事です。
一定の量の息を吐くトレーニングになります。

このとき、お腹はなるべく膨らませたまま
吐き切ることを心がけましょう!

あまりにも肩などに力が入る場合は
無理せず凹ませるのもアリです!

ブレスキープトレーニング(1)

⑤ブレスキープトレーニング(2)

5秒吸って、30秒で吐き切る。
こちらも5セットやっていきましょう!

あまりに上手くいかないときは無理せずに
ブレスキープトレーニング(1)をまずは
出来るようになることがオススメです!

こちらもなるべくお腹は膨らませたままに
出来るといいですね!

ブレスキープトレーニング(2)

肺活量が鍛えられるとともに
かなりの量の息をコントロール出来るようになります。

以上5つのトレーニングが
ブレストレーニングとなります!

簡単なものばかりで
かつ音が大きくならないものばかり
ですので、いつでもどこでもやってみてください!

練習の組み立て方

練習の組み立て方について
ご説明します!

基本的には全てのトレーニングを
毎日少しずつやることが理想です!

ですが、どうしても時間がない…。
やる気が起きない。

そんなときもあるかと思います。

というか僕自身も毎日全てを
やれていたかというとそんなことは
ありませんでした。

なので、僕のおすすめは
ドックブレストレーニング(1)と
ブレスキープトレーニング(1)
最低限やることがおすすめです!

高音発声を早く獲得したいのであれば
これらを多くやるのではなく、
なるべく継続することが1番大事です!

一緒に頑張っていきましょう!

第4章 ブレスを使った歌唱テクニック

こちらはトレーニングとはあまり関係はせず
応用編となります。

もちろんこの後の「発声編」や
「歌い方攻略動画」でも

ブレスを上手く使って声を
出していくことにはなります。

その前にトレーニングのモチベーションを
上げていくためにも

ブレスを使ったテクニックなど
使いこなせるようになった先に

どのような使い方があるのかを
解説していきます!

以下の動画を御覧ください!

ブレステクニック解説動画

最後に

いかかがでしたでしょうか?

「呼吸編」は歌う以前の準備について
主に解説してきました。

最初にこの呼吸編があなたの歌を
永遠に支えるかもしれないと
お話したのは

この章で解説したことが
歌の全ての土台だからです。

歌は体が楽器です。
当然、体が悪い状態であれば
綺麗な音を奏でることは出来ません。

特に呼吸は声の素となりますので
これがしっかり使いこなすことができれば

・高音を出すことが出来る。

・声量が上がる

・深い歌声を作ることが出来る。

こんなメリット盛り沢山です。

ここまで僕がしつこく言っているのは
僕自身ここをおろそかにして
伸び悩んだ時期があったからです。

一時期は高音を出すことばかりに
囚われて、このトレーニングをおざなりに
しておりました。

もちろん、カッスカスの高音しか出ませんでしたし
歌声として終わってました…笑

あなたにはそんな思いをしてほしくない。
綺麗な高音を出せるようになってほしい。

そんな思いから、過去の自分に向けて
教えて上げたい内容をギュッと詰め込みました。

単純なものばかりですが
簡単ではありません。

ぜひしっかりと練習を続けてほしい
と思います!

それでは
「呼吸編」はこれにて終了です!

お疲れ様でした!!

感想やコメントがあれば
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